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盛夏のおしゃれ パナマ帽

2008/07/17
 パナマ帽はエクアドル、コロンビアなどの中米産の椰子に似たパナマ草の若葉を細く裂いて日にさらし、それを手で密に編んだ夏用帽子の総称です。柔らかさや耐久性に優れ、日に焼けてしまう少し前くらいの藁の色(クリーム色)が特徴で、大変柔らかく中折れ帽型などさまざまな種類があります。
 そもそもパナマ帽は、生産地がパナマではありません。なぜその名が付いたかというと、19世紀のパナマ運河建造中に技術者や労働者達が酷暑から身を守るためにエクアドル製の帽子を広く着用していたことと、取引場所や出荷港がパナマ市のためとされています。
 日本でも明治期に多くの男性が外出時に帽子を被っていたため、盛夏の帽子として普及したようです。また、日本でも作られており、明治40年代から大正10年代は、沖縄のアダン葉も原料とされていました。
 パナマ帽が広く世界に知れ渡るきっかけとなったのが、1906年当時のアメリカ大統領セオドア・ルーズベルトがパナマ運河の建設現場を訪れた際、エクアドルの伝統的な帽子を被っており、その時の写真が世界中に広まり、やがてエクアドル生まれの帽子を「パナマ帽」と世界中の人達が呼ぶこととなったのです。
私のSHOPでも扱っている『ecua-andino』はパナマ帽のパイオニア的ブランドで、職人は厳選された「天然のショール」のようなパナマ草ヤシなどの藁を用い、エクアドルの伝統とパナマ帽として有名になった由来のイメージを壊すことなくひとつひとつ丁寧に作り上げています。
これからますます暑さが厳しくなる中、南米エクアドル生まれのパナマ帽で余裕たっぷりの顔で涼しく過ごされてはいかがでしょうか。
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ecua-andino \13,650-

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原材料となるパナマ草ヤシ

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