台風15号とカウチンセーター

　先日の台風15号はひどかったですね！久し振りの静岡上陸でした。
皆様方には、被害は無かったですか？　当ショップにも、デッキｷ上の日よけテント、アイコンの風見鶏（？）ブルーマーリンのクチバシと尾ひれが、倒れて負傷しました。　
そして、当日入荷予定だった商品も軒並み遅延。モンクレールのダウン、FOXアンブレラーダウンコート、ヤコブコーエン、海難救助隊のパラジャンパーも到着しませんでした。翌日翌々日と入荷しましたが、2日間スタッフ一同てんてこ舞いでした。

　さて台風の報告はこれくらいにして、今回はPARAJUMPERSの今シーズンのNEWアイテム、昔懐かしいカウチンセーターをご紹介します。
昔々カナダ太平洋岸、バンクーバー島のカウチン湖。そこに住むカナダ・インデアン、カウチン族の、労働着として生まれたのが、名前の由来です。
カナダの冬は厳しい。“凍てつく”自然環境のなか編み継がれたカウチンセーターは、未脱脂のウールを用いるのが特徴、そのため水を弾き、風を通さず、雨にも強い。毛玉にもなりにくい。それに加えて、驚くほど耐久性がある。
オーバーな表現だが、100年は、持つなんていわれている。
太いローゲージの糸を使い、当然編み棒を使い筒編で編上げる。
編み模様は、カウチン族の暮らしに馴染み深い。イーグル、バッファロー、熊、大鹿などが多い。
そんなカウチンセーターだが、国内では、最近マニアックな、アウトドアー系のショップでしか、見ることが出来ない。
我が家にも22〜3年ほど前、カナダへスキー旅行の折、購入したものがあるが重くて、暑い、タウンで袖を通すには、ヘビーすぎる…等の理由でクローゼットに眠ったまま。
あれは、極寒の地のアイテムであると、つくづく思っていたところです。

　しかし、パラジャンパーのNEWアイテムのカウチンセーターは、そんな考えを一掃してくれそうな革命的ニットです。
カウチンセーターのDNAはそのまま引継ぎ、現代風にアレンジ、柔らかな軽い糸アクリルと従来の毛を交互に使用し、軽く、スリムでファッショナブルな、スグレモノです。
レディスのデザインもとても可愛いです。
一見に値する価値ありです。　乞うご来店！！

CAPTAIN　　TAKENO