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あけましておめでとうございます

2017/01/05
昨年はご愛顧頂きまして誠に有難うございました。
本年も引き続きご愛顧たまわります様、よろしくお願い申し上げます。

さて、新年スタートして早5日。一日一日がホントに早いです。
今頃になってしまいしましたが、恒例の店頭新春大生花リポート、始めます∠( ̄∧ ̄)。

今年もVIPのお客様の池田様(今年はお名前を出させて頂きました)にお願いして、メートル級の大生花を創作して頂きました。
今まで知らなかったのですが、池田様は生け花総本山とも言うべき池坊の正教授だそうで『正教授一級 総華綱』という職位をお持ちの偉い先生だったのです。ご自分からそういったお話はされない謙虚な方なので、今まで全く知らず「今年もキレイですねー♪」などと軽い口調でお話ししてました(汗) 
 今年のお花は11種類。たくさん入っていても雑多な感じがしないのは流石!
大ぶりの香しい蝋梅をメインに、桐、大王松、竹、南天(今年は紅白で)、深山蔓樒、千両、デンブラ(白菊)、アナスタシア(グリーンの菊)、ピンポン菊、百合、と豪華。
中心の竹や大ぶりの大王松がキリッと全体を締め、女らしくも男らしくもある、カッコイイと表現したくなる作品になっているのでは、と素人unicoは思いました。(池田様、勝手なこと言ってすみません;;)
因みにこの大王松(だいおうしょうと読みます)、松の中でも最も長い針状葉で、不老長寿の意味を持つ松の中でも更に縁起が良いですね。
 茶色のもふもふとした感じの桐の実、初めて見たのですが、なんだかとても可愛らしい感じ。
しかし、桐は可愛らしいという表現とは程遠い、とても神聖で高尚な樹木。桐花紋は古くは足利尊氏や豊臣秀吉などの天下人が好んで用いたため、政権担当者の紋章と言う認識が広まり、日本国政府も内閣総理大臣の紋章として利用されています。つい昨日も安部首相の会見場でその花紋を目にしたばかりです。
可愛い、なんて言っていたら罰が当たりそう。
 三種の菊、中でもグリーンがかったシロの菊は、美しいく高貴な感じを受けました。
南天や千両は定番ですが、白い南天は初めて。一般的な赤い南天よりも難儀なことを更に転じてくれそうなそんな雰囲気が。 
そして、深山蔓樒(みやまつるしきみ)。実と花が全く別の花に見えるので、花の方が名前が解らないーっと、池田様に泣き付いたら、蔓樒だったんです。
香木として香りが良いですが、赤い実は食べたらいけませんよー。

 と、本当に様々な花や樹木を見事にアレンジして素敵な作品を仕上げて下さった池田様、年末のお忙しい時に大工仕事さながらの作業、有難うございました。
また来年もよろしくお願い致します(^_−)☆
                     crew unico
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