キーウェストの旅Key West trip

HAPPY NEW YEAR

2016/01/07
既に一月も7日となりましたが、改めてHappy new year!!
2016年も引き続きよろしくお願い申し上げます。

毎年恒例となっているベイウォッチャー店頭の大生け花、今年も例年通りVIPのお客様の「I様」が快く引き受けて下さり、見事な大作を店頭に創り上げて下さいました。
毎度のことながら、さながら大工仕事の如く大変な肉体労働での作業。とても出来上がった華麗な生け花からは連想できませんね。I様は枝などの自然な曲線を活かすのがお得意なようで、毎年芳しい香りを放つ蝋梅、これだけ大ぶりな自然な切り枝も、他の縁起の良い切り花とバランスよく和モダンに完成されています。(ど素人unicoの感想ですけど;;)
通行中の方達も、立ち止まって眺めていく方が続出。写メを撮られる方もいらっしゃいました。
 使用されているお花は、お正月ということで縁起が良く美しい花たちばかり。
蝋梅(とても芳しい香りが長持ち)、白百合(カサブランカだと思いますが、お正月ですからあえて和風に白百合と)、玉之浦(赤く可愛らしい椿)、白菊(大輪の凛とした白い菊)、ピンポン菊(ピンポン玉のように丸くコロンとした黄色の菊)、ミニ葉ぼたん(ミニ仕様だとこんなに愛らしい花になるんですね)、南天(難を転じる南天、赤い実が鮮やかです)、松の枝は2種類。色が濃く硬いのが雄松、色がやや淡く軟らかめのものが雌松。この松については、無知のunicoは今回初めて知ったのですが、本来門松はこの雄松を左に、雌松を右に対にして飾るのだそうですね。どちらも同じ物だと思っておりました(^^;)
この生け花でも、雄松は向かって左側に、雌松は右側に生けられています。さすがI様っ!
そして、花器の前に横たわるやや太めの木の枝。これは苔梅。君が代にも「苔のむすまで〜♪」と唄われているいるように苔は大変縁起の良いもの。実はunicoは初めて拝見させて頂きました。パッと見は「これなんだろう?」だったのですが、見れば見るほど味わい深く。この大生け花の重要なアクセントになっているようです。触ると簡単に取れてしまいそうなので、お掃除の時は要注意です。
こうして使われた花を挙げていくと9種の奇数であることがわかります。慶弔でも偶数は割り切れておしまい、のような意味合いで敬遠されますが、縁起物のカラーが強い生け花も同様なようで、また、奇数にして左右のアンバランスさが生けたものに動きをもたらす、的な要素もあるとかないとか。またよく調べてみます。

さて今年の冬は大変暖かく、あちらこちらで「菜の花満開」だとか「桜が芽吹いた」とかニュースで聞きます。そーなるとこの大作生け花も、例年なら2週間ほど保つのに今年はあと何日元気でいられるでしょうか(汗)
暮れの12/30に生けて頂いたので、もう一週間経ちました。暖かいのも嬉しいような困るような、です。
冬は冬らしく、夏は夏らしく。それが一番景気が良くなることに影響するそうです。スキー場も相変わらずお困りの様子。
ベイウォッチャーでは今週末から、冬物衣料を大SALEする予定です。来シーズンのコーディネート予算を楽にするためにも、賢くSALEで上質なアイテムをゲットされてはいかがでしょう?今週末三連休なら、まだ生け花も元気で見応え充分すよ。
お待ちしております。  
                       crew unico
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蝋梅の見事な枝ぶり どれほどの大きさなのかは上のリンクからTOPページに飛んで店頭の様子を見てお確かめ下さい。

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蝋梅 本当に良い香りがします。もうウットリ♪

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これが苔梅。さり気無く置くのが難しい。流石センスが光ってます。

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