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インディアンジュエリーと部族

2016/05/20
以前より個人的にかなり興味があり、自分でも幾つものインディアンジュエリーを拘りを持って買い求めてきた。
そんな拘りのを持つ切っ掛けともなったネイティブアメリカンが造りだすインディアンジュエリーのストーリーをお話ししようと思う。


アメリカ大陸に2万年も前からいた古代原住民がインディアン(近年は差別用語ということでネイティブアメリカンと呼ぶ)の祖先とされている。
その呼び名はあくまで総称であり、ひとくちにインディアン(ネイティブアメリカン)と言っても、総人口248万人(アメリカ総人口の0.8%)アメリカ連邦政府公認の部族数565部族。未公認の部族数を含むと700部族が存在する(アメリカ人口調査局2010年調べ)。

この部族の中で、ジュエリー作りを得意とするのが、アメリカ・サウスウエスト(アリゾナ州、ユタ州、ニューメキシコ州、コロラド州)で生活する4部族『ホピ・ズニ・ナバホ・サントドミンゴ』だ。
彼らが作るアイテムは、アメリカのみならず日本でも人気が高い。
今日はその中でも、まずホピ(HOPI)族を紹介したい。

≪HOPI(ホピ)族≫
ホピ族はマヤ文明の末裔とされ、神に導かれアメリカ大陸にやってきたのは1000年前のこととされる。「ホピの予言」として、神からの様々な予言を伝承している。
現在彼らの保留地は紆余曲折を経て、アリゾナ州ナバホランドに周囲を囲まれている6,000平方qの土地に定住している。一部の支族はアリゾナ州西部コロラド川沿いに生活している。
「ホピ」とは「平和の民」を意味する言葉であり、小惑星2938<ホピ>は、ホピ族の名をとり命名されている。住居は20世紀初頭まで、崖をくりぬいた多層式共同住宅(ステレオグラム)と呼ばれる住居であった。
ホピは農耕民族であり、トウモロコシの作付け、収穫が主食であり儀式の中心である。西方のサンフランシスコピークの聖なる山に住んでいる「カチナ」という数百に上る精霊群を守護とする。
自然への崇拝心が高く精神性の高い部族であり、身に着けるインディアンジュエリーは、2枚のシルバーを合わせ一枚をカッティングするオーバーレイという独特な手法で作られ、その技術には卓越したものがある。彼らの作品には精神世界を表現するものが多い。
クラウド(雲)レイン(雨)ウインド(風)コーン(トウモロコシ)ビレッジ(住居)カチナ(精霊)などをモチーフに使う。また「カチナ」と呼ばれる精神世界を表現する人形作りを得意とする。
ベイウォッチャーでも取扱をしており、一部の商品の紹介とインディアンジュエリーのモチーフとして多く登場する精霊カチナドールの写真をUPさせてみたので、興味を持って頂けたら嬉しい。
    captain TAKENO
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HOPIのアーティストの第一人者Jason Takalaの作品
バングル \88,000(税別)

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ファミリーでアーティスト活動をしているRonald Wadsworthの作品
ベルトバックル \80,000(税別)

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2枚のシルバーを合わせ一枚をカッティングするオーバーレイ技法

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